福岡・北九州の解体工事の流れを完全解説

🏗【第1章】解体工事の全体像を理解する

※ここから本編に入ります。
(章内容はPDFの情報を基に、SInSeI株式会社の視点で再構成しています)


◆ 解体工事の流れを理解する重要性

解体工事は「古い建物を壊すだけ」のように見えて、実際には数多くの準備・申請・現地確認・近隣対応などが必要になります。特に北九州や福岡市内などの都市部では、道路幅が狭かったり、隣家との距離が近かったりするため、工事の進め方ひとつでトラブルが起きやすい現場も少なくありません。

工事をスムーズに進めるためには、施主(依頼主)自身が全体の流れを把握しておくことが何より大切です。


◆ 解体工事の基本的な流れ(7ステップ)

解体工事は、一般的に以下の7ステップで進みます。

ステップ内容
① 事前準備業者選定・見積もり依頼・現地調査
② 契約見積書確認・契約内容の整理
③ 工事前手続き申請・届出・ライフライン停止・近隣挨拶
④ 解体工事開始足場・養生・防音対策の設置
⑤ 建物解体屋根 → 内装 → 外壁 → 基礎の順に工事
⑥ 廃棄物処理・整地マニフェスト確認・清掃
⑦ 解体後手続き建物滅失登記の申請

◆ なぜ「解体の流れ」が大事なのか?

以下のようなトラブルを未然に防げるからです。

  • 追加費用の発生
  • 工期の遅延
  • 近隣トラブル
  • 不法投棄による施主側の責任問題
  • 登記遅延による過料(最大10万円)

SInSeI株式会社に相談される方でも、
「もっと早く知っていれば…」
という方が多いのが、**申請関係(建設リサイクル法/アスベスト届出/道路使用許可)**です。


◆ 見積もり依頼の正しい進め方

解体工事は業者によって金額差が大きく、同じ建物でも30万円〜100万円以上の差が出ることも珍しくありません。

そのため、見積もり依頼は「1社だけ」では絶対に不十分です。

● 理想は2〜3社に依頼

  • 工事内容
  • 廃棄物処理費
  • 重機の搬入費
  • アスベストの有無
  • 道路使用許可の必要性

などを比較して、適正価格を判断します。


◆ 現地調査で確認されるポイント

現地調査は見積もりの精度を決める重要な工程です。

  • 建物の構造(木造/鉄骨造/RC造)
  • 坪数
  • アスベスト使用の有無
  • 重機が入れる道路幅か
  • 隣家との距離
  • 残置物の有無

ここで調査が甘いと、
「追加費用が発生しました」
という最悪の結果につながります。

SInSeI株式会社では、現地調査を必ず施工経験者が行い、見落としゼロの調査を徹底しています。


◆ 安すぎる見積もりの落とし穴

極端に安い業者は、次のようなリスクがあります。

  • 許可未取得の業者
  • 廃棄物の不法投棄
  • 作業が雑で近隣トラブルになりやすい
  • 基礎が残ったまま工事を終えるケース

不法投棄が発覚した場合、
施主側にも責任が及ぶ可能性がある
ため、本当に注意が必要です。


◆ 契約書で必ず確認すべき項目

  • 工期
  • 解体範囲
  • 追加費用の取り決め
  • アスベスト対応の有無
  • 近隣トラブル時の責任範囲
  • マニフェスト(産廃管理票)発行の有無

口頭での約束ではなく、必ず書面で残す
これがトラブルを防ぐ最も確実な方法です。

【第2章】工事前に必要な準備と手続き

解体工事は「契約して終わり」ではありません。
実は 工事前の準備こそが最重要ポイント です。

ここを適当に済ませてしまうと、

  • 追加費用の発生
  • 工期の遅延
  • 近隣からのクレーム
  • 行政手続きの不備によるやり直し

などが起きやすくなるため、必ず押さえておく必要があります。

本章では、SInSeI株式会社が実際の現場経験からまとめた
“失敗しない準備の流れ” をくわしく解説します。


■ 1. 事前調査でチェックすべき項目

解体工事では、契約後に「最終事前調査」を行います。
これは見積もり時に行った調査をさらに深める工程で、
着工後のトラブルを未然に防ぐための非常に重要な作業です。

▼ 主に確認する項目

確認内容目的
建物の劣化状況工事方法の最終決定
隣家との距離養生(防音・防塵)の必要範囲
重機の搬入ルート道路幅・障害物の確認
周辺の電線・通信線重機が触れないようにするため
周辺環境近隣への影響を最小限に抑えるため
埋設物の可能性追加費用を想定する材料になる

特に北九州市内には、昔ながらの住宅密集地が多く、
建物同士が10cmしか離れていないケースもあります。

SInSeI株式会社では、こうした狭小地の施工が多いため、
重機の種類や搬入方法を現場ごとに最適化 し、
周辺に影響が出ないよう綿密に調査を行っています。


■ 2. ライフライン停止のタイミング

工事前は、電気・ガス・電話・インターネットなど
各種ライフラインを停止・撤去する必要があります。

▼ 手続きの目安

ライフライン推奨期限注意点
電気7〜10日前電線撤去が必要な場合あり
ガス10日前メーター撤去の立ち会いが必要
電話7日前ポール撤去の有無を確認
インターネット7日前撤去工事日の調整が必要
水道停止しない散水や清掃用に使用するため

特に誤解しやすいのが 水道 です。

解体工事では散水して粉じん(ホコリ)を抑えるため、
水道は「停止せずそのまま使用」します。

停止してしまうと、近隣から
「ホコリがひどい」「洗濯物が汚れた」
といった苦情につながるため注意が必要です。


■ 3. 近隣挨拶は必ず行うべき

解体工事では騒音・振動・粉じんが inevitable(避けられない)ため、
事前の近隣挨拶がトラブル防止の最大の鍵 です。

▼ 挨拶に行く範囲

  • 両隣
  • 向かい3軒
  • 裏3軒
  • 私道の場合は関係者全員

これは日本の建築業界で一般的に推奨される範囲です。

▼ 挨拶で伝える内容

  • 工事期間
  • 工事時間
  • 発生する騒音や振動について
  • 工事責任者の連絡先
  • 作業車両の駐車場所
  • 何かあったときの対応フロー

SInSeI株式会社では、
現場責任者が必ず近隣挨拶に同行し、説明書を手渡し します。

また、施主様が同席すると印象が良くなり、
苦情が減るケースが多いため、可能であれば同行を推奨しています。


■ 4. 残置物の撤去(家具・家電・生活用品)

建物内部に残っている家具・家電・生活用品のことを
残置物(ざんちぶつ) と呼びます。

解体工事では、この残置物を
「施主が撤去するか、業者に依頼するか」
を事前に決める必要があります。

● 業者に任せる場合のメリット

  • 手間がかからない
  • 重くて運べない物も任せられる
  • 家具や家電を一括処理できる

● 自分で処分する場合のメリット

  • 費用を抑えられる
  • 再利用・売却できるものもある

施設(リサイクルセンター)に直接持ち込めば
安く処分できるため、費用を抑えたい方に人気です。

ただし、冷蔵庫・テレビ・洗濯機などの家電リサイクル品は別手続き が必要です。


■ 5. 必須となる各種申請と届出

解体工事には、法律や条例に基づく複数の申請が必要です。
特に福岡県では「建設リサイクル法」「道路使用許可」などが必須となります。


● ① 建設リサイクル法の事前申請(80㎡以上)

  • 対象:80㎡以上の建物
  • 提出先:都道府県知事
  • 期限:工事開始の7日前まで

工事前に提出しなければ法令違反となります。

SInSeI株式会社では、この申請を無料で代行しています。


● ② 道路使用許可(道路に車両や重機を置く場合)

  • 申請先:所轄警察署
  • 期限:工事の7日前まで
  • 費用:業者が代行することが多い

狭い道路が多い北九州エリアでは、
道路使用許可が必要になるケースが多いです。

見積書に 「道路使用許可申請費」 が入っているか必ず確認しましょう。


● ③ アスベスト事前調査・届出

2022年4月から法改正により
すべての解体工事でアスベスト事前調査が義務化
されました。

アスベストが使用されていた場合、

  • 除去作業
  • 届出
  • 専用の処理方法

が必要となり、工事費も増えます。

調査なしで着工する業者は違法です。


■ 6. 足場・養生(防音・防塵)対策の重要性

解体工事の前に必ず行うのが
足場設置と養生シート(防音・防塵シート) の取り付けです。

▼ 役割

  • 作業員の安全確保
  • ホコリの飛散を防ぐ
  • 騒音を少しでも軽減する
  • 隣家を保護する

北九州市の住宅密集地では、
この養生の質が安全性を大きく左右します。

SInSeI株式会社は、
分厚い防音効果の高いシートを使用し、
近隣への影響を最小限に抑えています。


■ 7. 工事前に共有しておくべき項目

以下は施主と業者で必ず共有しておくべき内容です。

  • 工期
  • 作業時間(例:8時~17時)
  • 休日作業の有無
  • 使用する重機
  • 養生範囲
  • 搬入車両台数
  • 散水方法
  • 廃棄物の処理方法
  • 近隣から苦情が出たときの対応窓口

特に「近隣トラブル時の対応」は
契約段階で明確にしておくことを強くおすすめします。

🏗【第3章】解体工事の実際の流れ

ここからは、実際の現場でどのように解体工事が進むのかを、
時間の流れにそって分かりやすく解説していきます。

PDFの内容を元にしつつ、SInSeI株式会社(シンセイ)が
日々の現場で実践しているポイントも交えながらお伝えします。


■ 1. 解体工事の全体フロー

一般的な解体工事は、以下のような順序で進みます。

  1. 足場設置・養生(防音・防塵シート)
  2. 内部撤去(内装材・設備の解体)
  3. 屋根の解体
  4. 外壁・躯体(建物本体)の解体
  5. 基礎コンクリートの撤去
  6. 廃棄物の分別・搬出
  7. 整地・清掃
  8. 最終確認(施主立ち会い)

建物の構造や立地によって細かい手順は異なりますが、
大まかな流れはどの現場でも共通しています。


■ 2. 足場・養生の設置(初日〜2日目)

解体工事の最初の作業が、足場の設置養生シートの取り付けです。
養生シートとは、ホコリや騒音を抑えるための防護ネットのことです。

● 養生シートの役割

  • 粉じんの飛散を防ぐ
  • 近隣の壁や窓を保護する
  • 作業員の落下防止につながる
  • 騒音の軽減効果もある

北九州の住宅街は建物同士の距離が非常に近い地域が多く、
この養生の品質が工事の安全性に直結します。

SInSeI株式会社では、
厚みのある防音シートを使用し、風にも強い固定方法を徹底しています。


■ 3. 内部撤去(手作業で丁寧に分別)

内部解体は「スケルトン解体」とも呼ばれる作業で、
建物の中にあるものを丁寧に取り外していく工程です。

▼ 撤去対象となるもの

  • キッチン・浴室・トイレなどの設備
  • 壁紙・フローリング・畳
  • 天井材・断熱材
  • 建具・窓ガラス

この工程は手作業が中心で、
職人が一つ一つ丁寧に外していきます。

▼ なぜ手作業なのか?

  • 廃棄物の種類ごとに分別する必要がある
  • リサイクル法に従い適切に処理するため
  • 壁や骨組みをいきなり壊すと危険なため

この段階でしっかり分別しておくことで、
後の作業がスムーズで安全になります。


■ 4. 屋根の撤去(大きな騒音が出る場面)

内部解体が終わると、次は屋根の撤去です。

特に瓦屋根の場合、
1枚ずつ手作業で下ろす場面もあり時間がかかります。

▼ 屋根解体の注意ポイント

  • 落下物が多いため、安全確保が必須
  • ホコリ対策として散水を行いながら作業
  • 重機が入りづらい現場は手作業が中心

北九州市内の密集地では、
この屋根作業が最も周囲に気を配る必要のある工程です。


■ 5. 建物本体の解体(重機で一気に進む工程)

屋根が終わると、いよいよ本体(躯体)の解体です。

ここでは重機(ユンボ)が活躍します。

▼ 重機を使う理由

  • 作業が早い
  • 効率的で安全
  • 力が必要な部分(柱・梁など)に強い

▼ 一般的な解体の順番

  1. 上から下へ壊していく(倒壊を避けるため)
  2. 外壁 → 梁 → 柱の順で壊す
  3. 廃材はすぐに分別しながらトラックへ積む

住宅密集地の場合は、
重機が入らないため「手壊し(てこわし)」になる場合もあります。

SInSeI株式会社では、
敷地の広さ・道路状況・隣家との距離を踏まえて、
最適な重機サイズを選定しています。

(例:0.1立米クラスの小型重機など)


■ 6. 基礎コンクリートの撤去(もっとも重要な工程)

建物がすべてなくなった後、
地面に残っている基礎コンクリートを解体します。

この工程が不十分だと…

  • 売却するときにトラブルになる
  • 再建築時に「基礎の残り」が問題になる
  • 造成工事ができない

など重大な問題につながります。

▼ 基礎撤去でよくあるトラブル

  • 地中に古い基礎やコンクリートガラが残っている
  • 井戸や浄化槽が埋まっていた
  • 杭(くい)が見つかる
  • 謎の埋設物が出て追加費用に

埋設物は解体してみないと分からないため、
SInSeI株式会社では見積もり段階で
「地中物は別途費用の可能性」と明記しています。

透明性のある見積りを徹底している理由は、
後でトラブルを起こさないためです。


■ 7. 廃棄物の分別・搬出

解体工事で出る廃材は、法律に従い必ず分別して処理します。

▼ 主な廃棄物の種類

  • 木材
  • コンクリートガラ
  • 金属
  • アスファルト
  • 石膏ボード
  • ガラス

これらは混ぜて処理することができないため、
現場で細かく分ける必要があります。

▼ マニフェストの確認ポイント

廃棄物処理の透明性を確保するため、
**産業廃棄物管理票(マニフェスト)**の確認が必須です。

  • どこへ運んだか
  • どの業者が処理したか
  • 適切に処理されたか

これらが記録として残るため、
不法投棄トラブルを避けられます。

SInSeI株式会社はマニフェストのコピーを施主へお渡しし、
透明性の高い処理を徹底しています。


■ 8. 整地・清掃(工事の仕上げ)

廃材がすべて搬出されたら、
重機で地面を平らに整地し、周辺を清掃します。

▼ 整地で行う作業

  • 地面をならす
  • 不要な小さなガラを撤去
  • 水たまりができないよう調整
  • 再利用しやすい綺麗な地面に整える

▼ 清掃の範囲

  • 道路
  • 隣家の壁
  • 側溝
  • 敷地外の粉じん

近隣からの信頼にもつながる重要な工程です。


■ 9. 最終確認(施主立ち会い)

解体工事の最後は、施主と業者が立ち会い、
工事が契約通りに完了しているか確認します。

チェックポイントは以下の通りです。

  • 整地は丁寧にされているか
  • 埋設物は残っていないか
  • 廃棄物の撤去漏れはないか
  • マニフェストが提出されているか
  • 隣家の損傷はないか

問題があれば、この時点で修正依頼が可能です。

🏗【第4章】解体工事後に必要な手続きと注意点(約6,000字)

解体が終わったら「もうすべて完了!」と思いがちですが、
実は “解体後こそ重要な手続きが多い” というのが現実です。

建物がなくなった後の処理や確認不足が原因で、
あとからトラブルになるケースは少なくありません。

この章では、施主が必ず押さえておくべき
解体後のすべての流れ を、SInSeI株式会社の現場視点で解説します。


■ 1. 解体後の廃棄物処理(マニフェストの確認)

解体が終わったらまず確認すべきなのが、
廃棄物が適切に処理されたかどうか です。

廃棄物処理法では、
”施主にも最終的な責任がある”
とされているため、業者任せにするのは危険です。


● マニフェスト(産業廃棄物管理票)とは?

解体で出た廃材が

  • “どこへ運ばれたか”
  • “どの処理業者が処理したか”
  • “適切に処理されたか”

を記録する重要な書類です。

▼ 施主が確認すべき点

  • マニフェストのコピーを受け取ったか
  • 処分先の住所・業者名が明記されているか
  • 種類ごとに処理が適切に行われているか

全国で問題になっている不法投棄トラブルの多くは、

  • マニフェストが出ない
  • 廃棄物の分別がされていない
  • 許可のない業者に処理を任せている

などから発生しています。

SInSeI株式会社では、すべての現場で
マニフェストを施主へお渡しし、処理を透明化しています。


■ 2. 周辺の清掃(道路・側溝・隣家)

廃材搬出中に道路や周辺環境が汚れることがあります。

▼ 清掃範囲

  • 道路
  • 側溝
  • 隣家の外壁・玄関
  • 敷地外の粉じん

施工前より綺麗にするのが業者としての礼儀です。

特に北九州の住宅密集地では、道路幅が狭く、
建物が密接していることから、清掃がとても重要です。


■ 3. 近隣への工事終了挨拶

解体中に騒音や振動で迷惑をかけることがあるため、
工事の終了挨拶は非常に大切です。

▼ 挨拶の内容

  • 工事に協力していただいた感謝
  • 現場の最終確認は完了していること
  • 何か気になる点があれば報告してもらう旨
  • 連絡先の再掲示

クレームを未然に防ぐだけでなく、
土地売却後の新たなトラブルも避けやすくなります。

SInSeI株式会社は、必ず現場責任者が同行し、
最後まで丁寧な対応を行います。


■ 4. 近隣被害のチェック(損傷・物損の確認)

解体工事では、どうしても

  • ブロック塀
  • フェンス
  • 道路面
  • 側溝

などが傷つくリスクがあります。

施主としては、工事終了後すぐに
現場と周辺のチェックを行うことが重要です。


● もし破損が見つかった場合

  1. 写真を撮影
  2. 業者に連絡
  3. 修理の段取りを調整
  4. 書面で経緯を残す

SInSeI株式会社では、破損が発生した場合、
責任を持って修復し、近隣対応まで行います。


■ 5. 地中埋設物の確認と追加費用の考え方

基礎撤去後に確認しなければならないのが、
**地中埋設物(ちちゅうまいせつぶつ)**の有無です。

▼ 主に見つかるもの

  • 以前の建物の古い基礎
  • コンクリートガラ
  • 浄化槽
  • 井戸
  • 石組み
  • 埋設管

これらは、解体前の見積もり段階では
”完全には予測できない”ことが一般的です。


● なぜ追加費用になるのか?

埋設物の撤去は、

  • 重機による掘削
  • 産廃としての処分
  • 運搬費用
  • 地中の安全確認

などが必要となり、追加作業が発生するためです。

施主としては、
地中物の追加費用は発生する可能性がある
という理解が必要です。


■ 6. 建物滅失登記(もっとも重要な手続き)

建物を解体したら、
法務局で 建物滅失登記(たてものめっしつとうき)
を行う義務があります。

▼ 登記の期限

解体日から1ヶ月以内

期限を超えると
10万円以下の過料(罰金)
の対象になる場合があります。


■ 7. 建物滅失登記に必要な書類

以下の書類を揃える必要があります。

必要書類説明
建物滅失登記申請書法務局の様式
住宅地図(現地の場所を示す地図)インターネット地図の印刷でOK
取り壊し証明書解体業者が発行
解体業者の登記事項証明書法務局で取得可能
解体業者の印鑑証明書施工証明用

これらは解体業者から受け取るものがほとんどです。

SInSeI株式会社では、
すべての必要書類を施主へお渡しし、
場合によっては代理申請もサポートしています。


■ 8. 登記手続きの流れ(施主が行う場合)

  1. 法務局の窓口へ書類を提出
  2. 登記官による内容確認
  3. 問題なければ数日〜1週間で完了
  4. 完了書類を受け取る

手続き自体は難しくありませんが、
書類の不備があると再提出になるため注意が必要です。


■ 9. 解体後の土地利用(売却・活用)

土地が更地になった後は、

  • 売却
  • 駐車場にする
  • 貸地にする
  • 新築する

など、さまざまな活用方法があります。

SInSeI株式会社は解体工事だけでなく
不動産活用のサポートも可能です。

「解体後どうしたらいいか分からない」
とご相談いただくことが非常に多いため、
土地活用の方向性を一緒に進めることができます。


■ 10. 工事後の最終チェックリスト(施主用)

以下の項目を必ず確認しておきましょう。

▼ 解体工事完了チェックリスト

  • 地面が平らに整地されている
  • 廃棄物が残っていない
  • 隣家の損傷はない
  • マニフェストを受け取った
  • 埋設物の有無を確認した
  • 道路・側溝が綺麗に清掃されている
  • 工事写真を受け取った
  • 必要書類(取り壊し証明など)を受け取った
  • 建物滅失登記の準備ができている

これらをひとつひとつ確認することで、
解体後のトラブルを大幅に避けることができます。

🏗【第5章】失敗しない業者選びとトラブル防止策(約6,000字)

解体工事の成功は、
「どの業者を選ぶか」で80%決まる
と言っても過言ではありません。

実際、日本全国で報告されている解体トラブルの多くは、

  • 無許可業者による工事
  • 適当に作られた見積もり
  • 廃棄物の不法投棄
  • 追加費用の不当請求
  • 近隣トラブルを無視する業者
  • 工事中の説明不足

など、業者の質に起因するものばかりです。

福岡県北九州市は住宅密集地が多く、
解体工事の難易度も高いため、
実績と技術のある業者を選ぶことが絶対条件 です。


■ 1. 信頼できる業者を見抜くチェックポイント

以下は、業者選びの際に必ず確認すべき要素です。


● ① 建設業許可・解体工事業登録の有無

解体工事は、
福岡県知事による許可/解体工事業登録 が必要です。

無許可業者のリスクは極めて高いため、
許可番号と許可票を必ず確認しましょう。

SInSeI株式会社では、
許可・保険・実績すべて公開し、透明性を徹底しています。


● ② 現地調査が丁寧かどうか

信頼できる業者ほど、現地調査が丁寧です。

逆に、
「5分だけ見る」
「敷地の中に入らない」
「壁や床を詳しく見ない」
こうした業者は100%追加費用を発生させます。

SInSeI株式会社は必ず施工経験者が現場を確認し、
見落としゼロの調査を行います。


● ③ 見積書がわかりやすいか

見積書には、本来以下が明確に書かれていなければなりません。

必要項目内容
解体工事費建物の構造・坪数に基づく費用
養生費シート・足場の設置
廃棄物処理費分別・運搬・処分の費用
重機回送費重機の搬入搬出
アスベスト調査費義務化された調査
アスベスト除去費発生する場合のみ
道路使用許可申請費必要な場合
追加費用の発生条件地中物など

これらが曖昧な業者は危険です。


■ 2. 価格だけで業者を選んではいけない理由

解体工事の価格差は非常に大きく、
同じ建物でも 数十万円〜100万円以上の差 が出ることもあります。

しかし、
「極端に安い業者」には必ず理由があります。

▼ よくある危険パターン

  • 廃棄物を不法投棄して費用を削る
  • 手抜き工事で工期を短縮してコストカット
  • 無許可のアルバイト作業員
  • 保険未加入
  • 隣家に傷をつけても逃げる
  • 契約書を出さない
  • マニフェストを発行しない

解体工事は品質が見えにくいため、
安さに飛びつくと本当に危険です。


■ 3. 解体工事でよくあるトラブルと予防策

PDFに記載されていた内容を踏まえ、
代表的なトラブルと対策をまとめます。


● トラブル① 見積もりより費用が高くなる

【原因例】

  • 現地調査不足
  • 地中埋設物の発見
  • アスベストが後から判明
  • 口頭のみの約束

【予防策】

  • 必ず3社の見積りを比較
  • 写真付きの見積書を作成してもらう
  • 曖昧な項目は契約前に質問
  • 追加費用の発生条件を明記する

● トラブル② 廃棄物を不法投棄される

【原因】

  • 許可のない業者
  • マニフェストを発行しない業者

【予防策】

  • マニフェストのコピーを必ず受け取る
  • 処分場の情報を契約書に記載
  • 安すぎる業者を避ける

● トラブル③ 近隣からのクレーム

【原因】

  • 養生不足
  • 挨拶なし
  • 騒音・振動の説明不足

【予防策】

  • 工事前にしっかり挨拶
  • 工程・連絡先を書いた説明書を配布
  • 養生シートの質を重視する業者を選ぶ

■ 4. SInSeI株式会社(北九州)の強み

このブログを提供している
SInSeI株式会社(シンセイ) は北九州市小倉北区にある
地域密着の施工会社です。

▼ 当社の特徴

  • 福岡全域対応
  • 家屋・内装・店舗・空き家の解体に強い
  • 不動産事業(売却・活用サポート)も可能
  • 建設業許可あり
  • 職人歴20年以上のプロが現地調査
  • 追加費用を抑えた透明な見積もり
  • マニフェスト発行・書類の完全サポート
  • 近隣挨拶〜工事後対応まで徹底
  • 日曜・祝日以外は毎日対応(9:00〜18:00)

福岡県内で解体を検討している方は、
ぜひお気軽にご相談ください。

解体工事は、初めての方にとって分かりにくく不安も多いものです。
ですが、工事の流れや必要な手続きを知っておくことで、
スムーズに安全に進めることができます。
福岡・北九州で解体を検討している方は、
ぜひ信頼できる業者選びを意識し、
分からないことは遠慮なく相談してみてください。

Q&A

● Q1:解体工事の期間はどれくらい?

建物の大きさによりますが、
一般的な木造住宅(30坪前後)なら 3〜5日ほど で完了します。


● Q2:解体中の騒音は大丈夫?

完全に無くすことはできませんが、
養生シート、防音パネル、散水などの対策で
できる限り抑えられます。
近隣挨拶で事前に説明することが大切です。


● Q3:追加費用は本当にあるの?

地中埋設物やアスベストなど、
解体前に分からない場合だけ発生することがあります。
事前に「追加費用の条件」を明記しておくことが重要です。

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